「OPCサーバー」の版間の差分

提供: Hicon-PILE
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成)
 
 
1行目: 1行目:
==概要==
+
OLE for Process Control(OPC)は、1996年にファクトリーオートメーション業界のタスクフォースが策定したプロセス制御(process control)の標準規格。
 +
この規格は、異なる製造元の各種制御機器間でリアルタイムでデータ通信を行うためのものである。
 +
 
 +
OPCサーバ(OPCを実装したサーバソフトウェア)は様々なソフトウェアパッケージがプロセス制御機器(PLCやDCS)にアクセスする方法を提供する。
 +
従来、あるパッケージがある機器からのデータにアクセスする必要が生じると、特別なインタフェースまたはドライバを書く必要があった。
 +
OPCはインタフェースを共通化することで、1度コードを作成したら、それをどんなビジネスでもSCADAでもHMIでも独自ソフトウェアパッケージでも再利用できるようにした。
 +
 
 +
参考 Wikipedia OLE for Process Control
 +
https://ja.wikipedia.org/wiki/OLE_for_Process_Control

2024年9月10日 (火) 02:49時点における最新版

OLE for Process Control(OPC)は、1996年にファクトリーオートメーション業界のタスクフォースが策定したプロセス制御(process control)の標準規格。 この規格は、異なる製造元の各種制御機器間でリアルタイムでデータ通信を行うためのものである。

OPCサーバ(OPCを実装したサーバソフトウェア)は様々なソフトウェアパッケージがプロセス制御機器(PLCやDCS)にアクセスする方法を提供する。 従来、あるパッケージがある機器からのデータにアクセスする必要が生じると、特別なインタフェースまたはドライバを書く必要があった。 OPCはインタフェースを共通化することで、1度コードを作成したら、それをどんなビジネスでもSCADAでもHMIでも独自ソフトウェアパッケージでも再利用できるようにした。

参考 Wikipedia OLE for Process Control https://ja.wikipedia.org/wiki/OLE_for_Process_Control